結納用扇子、金銀扇子、男女慶事用扇子

モーニング専用ではなく略礼服でも使えます。

■サイズ:長さ21.5cm×最大幅31.5cm
■表裏なし
■用途:男性の洋装用

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オーソドックスな黒塗り金銀の扇子。女性の必須アイテム

■サイズ:長さ18cm×最大幅26cm
■表は「金」、裏は「銀」
■用途:黒留袖

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溜塗という赤っぽい、海老茶色ともいえる塗り。女性の必須アイテム

■サイズ:長さ18cm×最大幅26cm
■表は「金」、裏は「銀」
■用途:色留袖・色無地・訪問着

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新婦様用、通常の金銀黒塗扇子に蒔絵と紅白の房が付いています。紅白の房は取り外しが可能。留袖用としても利用が可能です。

金の蒔絵入り

■サイズ:長さ18cm×最大幅26cm
■表は「金」、裏は「銀」
■用途:振袖用

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なぜ儀式のときに扇子を使うの？

扇子を開いた姿が末広がりで終わりがなく、大変縁起がよいことはご存知の通りですがもっと隠れた秘密が扇子にはあるのです。

扇子をよく眺めてみて下さい。サイドの部分に「竹」が使われています。

竹は大変強い植物で簡単に切ることなど出来ないものです。日本人がまだ刀を腰に差していた頃、敵に刀で切りつけられた時この扇子の竹の部分で相手の刀を受け止めることもでき自分の身を守ることも出来た。そんな大切な武器（扇子）を自分の手から離して相手に接するということは敵意のないことを示すことにほかならない。このようなことから大切な正式な儀式の中で扇子が使用されるようになったのです。お茶席でも扇子を使いますよね。まして人生の中で最も大切な結納の儀式ともなれば、扇子を使うのが正式となるわけです。

扇子は、膝元に置くとき“要”（止めてある側）を右にします。

これは扇子は武器という話に関係が有ります。普通、刀は左腰に差し、右手で抜きます。この時刀の柄（え）は右にきているはずです。扇子も同じ、右手で持ち刀同様に扱うと自然と要（止めてある側)が右に来るはずです。

扇子を置き相手に向かう場合を考えてみます。

扇子を境にして、自分はひとつへりくだって相手に向かうわけです。扇子ひとつとっても、相手に対する細やかな思いやりの心を表現する繊細な日本人の心が表れているのです。“たかが扇子されど扇子”です。